前の記事で書いた、コピーライターの話です。
コピーライターは1本いくらという金額指定がされている状態でコピーを書く
コピーのスキルを身につけた経営者はお客様が自分の商品を買った分だけが収益になる、という状況でコピーを書く。
モチベーションの観点からも、後者の方が真剣にコピーを書くことになるでしょう。
こんな話があります。
ある経営者が扱う商品が多くなったので、今まで自分が一人で書いていたコピーを従業員を雇って任せることにしたそうです。
すると、その時から売り上げが目に見えて落ち込んだそうです。
理由を探ると、コピーを任せた従業員にありました。
「私がどんなコピーを書いて、どれだけ儲けようと貰える給料は同じです。」
その従業員はハッキリとは言わなかったものの、そんな話をしたといいます。
つまり、コピーライターという感覚でコピーのスキルを使っていても成功はできません。
コピーライターだって人間なんだから、自分が作った商品について書くことの方が何十倍も楽しいし、頑張ろうと思えます。
ですので、あなたが経営者ならば自分が、従業員ならば自分が関わった事業や商品のコピーを行うと結果が違うものになってくるはずです。
PR